こんにちは。
本日は7月3日ですが、例年より遅い梅雨入りで関東甲信越の梅雨明けは7月中旬ぐらいのようです。
6月中頃から羽蟻(白蟻)の駆除依頼は一旦落ち着いてきたのですが、例年通り今度は黒蟻の羽蟻駆除依頼が増えてきています。
夏になると公園や道端などでよく見かける黒蟻ですが、家に置いてある食べ物に集ってきているわけでもないのに、家屋内でちょくちょく黒蟻を見かける事はありませんか?
実はそれ、白蟻が家に侵入してきているサインかも知れないのです。
白蟻は非常に弱い生き物なのですが栄養価が高いので、他の昆虫や、ヤモリ・トカゲなどの爬虫類、ツバメなどに捕食されやすいのです。中でも白蟻にとって一番の天敵が黒蟻です。
白蟻の羽蟻が群飛後、新天地で新しい巣作りを始め、後を追うように黒蟻の群飛が始まります。
白蟻が作った巣をそのまま利用する黒蟻もいます。
黒蟻にとって白蟻は格好の餌食なのです。
でも、黒蟻が白蟻のように家を食べる事は無いし、逆に白蟻を退治してくれるからほっておいても良いのではと思う方もいらっしゃる事でしょう。
確かに黒蟻が家を食べる事はありません。ですが、自分達の巣の材料にするために、湿って柔らかくなった木材部分や断熱材をかじって巣に持ち帰り、巣を拡張する材料に使います。
知らない間に壁の内側に巨大な巣を作られていたお宅もありました。
黒蟻を始め、ゴキブリやクモなどは肉食なので、家の中で見かけると言う事は家のどこかに餌となるものがあると疑うのが自然です。
弊社ではその様な調査も無料で行っていますのでご相談ください。