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古民家の消毒工事

こんにちは。
猛暑も終わり、だいぶ涼しくなってきました。
先日、築60年以上の古民家の消毒施工に行ってきました。
これまでに白蟻消毒はやっていなかった様で、当初、築年数的にも相当蟻害があるように思われたのですが、現地調査したところ、目に見える範囲には蟻害が出ておらず、床下にも蟻道は所々あったものの古い蟻道で白蟻の現物は発見できませんでした。
ここの現場は古い造りの建物でお風呂場の隣が台所で土間続きとなっていました。

ところが後日、お風呂場をユニットバスに新設するという事で、大工さんが風呂の土間を解体したところ風呂と台所に白蟻がうじゃうじゃと列を成していました。

今回のように解体しないと蟻害があるか分からない場所は、建物内にはいくつもあります。
風呂場や玄関、勝手口の土間下は特に要注意です。
土間の表面はコンクリート、タイルで覆われている為、白蟻も上がってはいけません。ところが土間と接触している木材、例えば玄関で言うと額縁(ドア枠)や框、土台などの部分から上がってきます。
しかし、これら場所が喰われていれば目視ができますので分かるのですが、土間の下までは解体するまでは分かりません。
なので、蟻害が有る無しに関わらず、土間部分がある場合は必ず穿孔(穴あけ)して薬剤を注入する処理をします。

リフォームして新設しても、古い木材に白蟻が残っていると、結局は新設した新しい木材の方にも白蟻が移ってしまいます。
ですのでリフォームや増改築の際には、必ず白蟻消毒を行ってください。