こんにちは。
この記事を書いているのは4月後半で、ゴールデンウィークを満喫されている方も多いと思います。
GWが終わるとすぐに嫌~なジメジメとした梅雨の時期に入ります。
今回はカビ対策と白蟻予防の関係について書かせてもらいます。
皆さんは、「カビ対策」と「白蟻(シロアリ)予防」が密接に関係していることをご存じでしょうか?
家の湿気対策としてカビに悩まされている方は多いと思いますが、実はその対策が、白蟻の被害を未然に防ぐ重要なポイントにもなっているのです。今回は、「なぜカビ対策が白蟻対策になるのか?」という意外な関係を解説し、家を守るための具体的な対策方法をご紹介します。
🌫️カビと白蟻、共通の「好物」は“湿気”!
カビと白蟻、まったく別の存在のように思えますが、実は共通点があります。
それは、どちらも湿気を好むということ。
● カビは湿度60%以上で繁殖しやすくなる
特に浴室や押し入れ、床下など、空気がこもる場所ではカビが発生しやすくなります。
● 白蟻は湿った木材を好んで食害
白蟻は乾燥した木材よりも、湿って柔らかくなった木材を好んで侵入・繁殖します。
つまり、カビが生えているような環境は、白蟻にとっても居心地がいいんです。
💡湿気を抑えれば「ダブル予防」に!
逆に言えば、湿気をしっかり抑えることで、カビと白蟻の両方を予防できるということになります。
湿気対策は、見た目やにおいの問題だけでなく、家の構造そのものを守る大切な行動です。
🛠️カビ&白蟻対策に効果的なポイント
ここからは、すぐに実践できる対策を紹介します。
1. 換気を徹底する
風通しをよくし、湿気がこもらないようにしましょう。特に床下換気口(風窓)や押し入れは定期的に開けて、風通しをして空気を入れ替えるのが効果的です。
2. 除湿器・湿度計を活用する
湿度を一定に保つには、除湿器が便利。湿度計で常に60%以下をキープしましょう。
3. 床下の点検とメンテナンス
床下は白蟻の侵入経路になりやすい場所。防カビ剤の散布や、白蟻予防剤の塗布も検討を。
4. 水漏れを放置しない
給排水管の劣化や雨漏りは湿気の大敵。水まわりの点検を定期的に行いましょう。
✅まとめ:家を守るなら、まず「湿気対策」から!
カビと白蟻はどちらも、湿った環境で大きな被害をもたらす厄介な存在。しかし、その根本原因である“湿気”に目を向けることで、一石二鳥の予防効果が期待できます。
見た目や健康被害だけでなく、家の寿命を守るためにも、今日からできる湿気対策を始めてみませんか?
タイアン株式会社では白蟻だけではなく、湿気やカビ対策のご相談も承ります。